ライクグループのサステナビリティ マテリアリティ(重要課題)
マテリアリティ
当社グループでは「...planning the Future 〜人を活かし、未来を創造する〜」という理念の下、当社グループの事業継続自体が持続可能な社会の実現につながるものととらえ、保育・人材・介護領域で活動しています。
社会課題解決に向けた自分たちらしい取り組みや基本となる考え方を議論し、マテリアリティ(重要課題)として検討を進め、以下の通り決定しました。
- 重要課題Ⅰ
女性活躍の推進・
待機児童問題解消 - 重要課題Ⅱ
高齢化社会・介護需要への貢献と
介護離職の解消 - 重要課題Ⅲ
雇用の創出、労働力人口の増加 - 重要課題Ⅳ
持続可能な地球環境保全
SDGsへの貢献
保育・人材・介護共通
- ライクグループの正社員のうち⼥性は78.8%、⼥性管理職⽐率は74.7%と、多くの⼥性が活躍している企業グループです(2024年5月期末時点)。
ライクの⼥性取締役⽐率は25.0%、ライクグループの⼥性役員⽐率は25.9%です(2024年5月期末時点)。 - 2050年までに事業活動で消費する電力の100%を再生可能エネルギーに変更するよう進めています。
- 多様化するライフスタイルや働き⽅に対する考え⽅に合わせ、就業⽇数や就業時間、雇⽤形態にかかわらず、それぞれが活躍できる働き⽅を選べる社会の実現を推進しています。
- 世代、国籍、経歴を問わず、多様な⼈が活躍しており、35ヶ国、約370名の外国出⾝の従業員(派遣スタッフ含む)が在籍しています(2024年5月期末時点)。
- ライクグループはM&Aや業務提携で事業を拡⼤してきただけでなく、顧客企業とのパートナーシップにより、多様化を進めてまいりました。今後もグループの実績を共有することで、社会全体の⽬標達成を推進します。
子育て支援サービス
- 国が定めた基準を満たし⾃治体等が運営する認可保育園や学童クラブといった公的な保育施設の運営、病院や企業等が運営する事業所内保育施設の運営を受託することにより、11,000名以上のお⼦さまに保育サービスを提供しています。
- 地域に寄り添い、国・⾃治体・企業等と並⾛することで、待機児童の解消だけでなく、⼦育てに関し保護者様が抱えるあらゆる課題を解決し、安⼼して、⼦育ても働くこともできるまちづくりを⽬指します。
総合人材サービス
- 1998年のサービス開始以来、他社との⼤きな差別化として、社会経験や業務経験の有無、年齢や学歴を問わず、求職者様それぞれに必要な教育研修を⾏い、社会進出の第一歩を支援し、“働く”ことで、やりたいことを⾒つけ、それを実現するために必要な⽀援をすることに尽⼒しています。
- 現在では、事業領域も拡⼤し、世代、国籍、経歴を問わず、求職者のみなさまに第⼀線で活躍するための知識やノウハウを広く提供し、雇⽤の創出・⽣産年齢⼈⼝の減少に対する課題を解決します。
介護関連サービス
- 24時間看護師が常駐し、看取りまでを⾏うことができる有料老人ホーム等を運営することにより、1,400名以上のご⼊居者様に介護サービスを提供しています。
- 地域に寄り添い、国・⾃治体と並⾛することで、介護離職の解消だけでなく、介護に関しご⼊居者様・ご家族様が抱えるあらゆる課題を解決し、安⼼して、介護も働くこともできるまちづくりを⽬指します。
マテリアリティ特定の流れ
マテリアリティの特定においては、ESG担当部署にて、当社グループで掲げる「...planning the Future 〜人を活かし、未来を創造する〜」という理念から導かれる課題・社会が求める課題をGRIなどの国際的なESGガイドライン、ISO26000などを参考にリストアップしました。
上記ステップで出された課題を「ステークホルダーにとっての重要度」と「事業にとっての重要度」という側面から評価し、重要度を検証しました。
また、外部との対話により客観的な視点も取り入れた上で、当社の事業モデルや事業環境に即して重要課題を抽出。その後、マテリアリティとして特定しました。
当社グループの強みを生かしつつ、社外のパートナーとも積極的に連携し、社会課題の解決に取り組んでいきます。また、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に貢献していきます。