ライク株式会社

こんにちは!ライクスタッフィング(株)採用担当です。

今回は、「就活 How To」の2本目として、面接ですぐに役立つ「自己分析」の方法をご紹介いたします!

就活の初期に取り組むべきこととして「自己分析」があげられますが、自己分析を行う理由やその方法が分からずに、頭を悩ませてしまうことも多いのではないでしょうか。

本記事では、自己分析を行う目的や、簡単にできる方法に加えて、選考を通じて自己分析を行う方法など、就活に活かせる情報が多く含まれていますので、ぜひ参考にしてください。

自己分析を行う目的

「自己分析」とは、自分の長所や短所、また価値観を分析して把握し、自分なりの強みを見つける作業を指します。

では就活において、なぜ自己分析を行うことが重要なのでしょうか。この点をしっかりと押さえたうえで自己分析を行うと、より効果的なものとなります。

就活を始めるにあたって、自己分析を行う目的は主に2つあります。

(1)自分の価値観を知り、仕事選びの軸を明確にすること

これまでの人生の中で、様々な選択をしてきたと思います。その時には特に意識していなくても、自分なりのこだわりや思いがあって選択をしたのではないでしょうか。

過去を振り返り、自分がなぜその選択肢を選んだのかを分析することで、自分の価値観が明らかになります。

自分の価値観が明らかになると、どんな仕事に向いているのか、自分に合った仕事ややりがいを感じる仕事が見つけやすくなり、「就活軸」が定められます。一方で、この軸が定まらないまま企業探しを始めると、自分がどのような業界・業種に向いているのかが分からずに、自分の方向性を見失いやすくなります。

過去を振り返り、自分が大切にしている価値観を明確にしたうえで、業界や会社を選択することにより、就業後のミスマッチの可能性を減らすことができます。また、仕事が始まった後でも、自分の軸が明確であれば、困難な状況にも乗り越えやすくなります。

(2)他人に自分を分かりやすく伝えること

就活が本格化すると、「あなたはどのような人で、何ができるのか」という問いを頻繁に投げかけられます。

それに対して就活生は、短時間で簡潔に返答することが求められます。

これまでの経験や努力、そして磨いてきたスキルが、どのような場面で力を発揮してきたのか過去のエピソードを整理することで、エントリーシートや面接で問われる自己PRや「学生時代に力を入れたこと」などを話す際に明確な回答を出すことができます。

また、自分の強みや弱みを理解していることで、入社後も仕事を進めるうえで自分の強みを活かし、弱みを他のメンバーに補完してもらうことができ、成果を上げやすくなります。

面接ですぐに役立つ自己分析の方法

自己分析は、「自分史」や「モチベーショングラフ」を書いて過去を振り返る方法や、「なぜ」を掘り下げ続けて自分の行動の基準を見つける方法など様々ありますが、今回は簡単にできる方法をご紹介いたします。

「逆算」で自己分析をしてみましょう

「自分史」や「モチベーショングラフ」のために、過去のことを一から思い出すのは、自己分析としては正確ですが、それを面接でそのまま話せるかというと使えないことが多いと思います。

したがって、逆算して考えることが有効です。

できごとを先に考えるのではなく、面接で話せる性格や特徴を先に大まかに考えてから、できごとを当てはめていきましょう。

「逆算自己分析」の流れ

①すぐに思いつく特徴を3つあげてみる

自分の性格の好きな部分・嫌いな部分・人柄、どんなことでも構いません。ぱっと思いつく特徴を3つぐらいあげてみてください。

②その特徴はいつから現れ始めたか考えてみる

①で考えた特徴が、いつからそうなったのかを考えてください。「物心がついたときから」「小学3年生頃から」など、おおよその時期を思い浮かべてみてください。

③その時期にあった「できごと」を思い出してみる

②で考えたおおよその時期に、どんなことがあったのか「できごと」を中心に思い出してください。「物心がついたときから」の場合は当時の環境を振り返ってください。

面接への役立て方

「逆算自己分析」は、よく面接で聞かれる「学生時代に力を入れたこと」や「長所・短所」の質問に対して回答することができます。①~③の自己分析を行うことで、根拠をもって答えられるようになるはずです!

「自分史」や「モチベーショングラフ」など、過去にあったことをひたすら思い出す自己分析では、時間がかかる割に、「その経験が今の自分にどう影響しているんだろう…」という点が曖昧になるケースがあります。

今回の方法では、ご自身の特徴とできごとや環境が必ずリンクしているので、セットで答えることが可能です。

「学生時代に力を入れたこと」を聞かれたとき

学生時代に力を入れたことを聞かれたときには、②で学生時代について思い出したことを伝えます。③で考えたことを詳しく話しし、そのできごとから考えられる①の特徴を伝えれば、理想的な回答が可能です。

「長所・短所」を聞かれたとき

「長所・短所」など特徴を聞かれたときには、①~③の順番に話すと良いでしょう。

「長所」であれば、①で良い特徴として思い浮かべたことを伝え、それは「いつ」「どんなことがきっかけだったのか」を伝えれば良いです。

また「短所」であれば、①で思い浮かべた改善すべき特徴を伝えて、それは「いつ」「どんなことがきっかけだったのか」を伝えます。余裕があれば、その特徴をどうやって良い方向に変えていくかまで話すことができれば、より好ましいと考えます!

人と一緒にできる自己分析。ライクスタッフィング(株)のエキスパート職

簡単な自己分析の方法はわかったものの、「実際にはできるかわからない!」という方に朗報です。

弊社の選考では、【ご自身について一緒に考えること】を大切にしています!

選考の途中にある「人事面談」では、最終面接に向けて「学生時代に力を入れたこと」や「長所・短所」などの内容についてブラッシュアップするだけではなく、「キャリア」についても一緒に考えていきます。

ひとりで自己分析をするよりも、実際に面接や面談の場で人に話しながら考え練習するほうが、より深い理解を得ることができます。

就活を始めてみたものの、「自己分析ってゴールはどこなんだろう…」「面接や面談ではどんなことを話したらいいんだろう…」とお悩みのあなたにこそ、お気軽に選考にお越しいただければと考えています。選考でお会いできることを楽しみにしております。

まとめ

就活を始めた頃には「自己分析」をするように言われることがありますが、実際に何をどこまでやったらいいのかわからず、やる気が起きないという方もいらっしゃるかと思います。

自己分析は、自分の価値観を知り、仕事選びの軸を明確にするだけではなく、入社後にも活かすことができるため、就職活動において特に重要なことだと言えます。

ただ、自己分析は時間がかかるものの、面接にはすぐに活かせない方法も多いです。そのため、今回はすぐに面接に活かすことができる「逆算自己分析」をご紹介しました。逆算的に考えていくことによって、自分の特徴やそのきっかけを簡単に把握することができます。

また、面接でうまく話せるようになるには練習が必要です。その中でも、人に話して練習をすることが大切です。ライクスタッフィング(株)のエキスパート職の選考では、面談の中で「自己理解」をさらに深めることができます。ぜひ自己理解を深める機会としてぜひお役立てください!