相手の立場になり自分に何ができるか考える。入社3年目の主任が持つ学生時代から変わらない価値観
いつでも相手の立場になり、自分に何ができるか考え行動に移してきた横山は2022年4月にライクスタッフィングに入社しました。主任となった現在は、派遣スタッフさんのフォローやマネジメント業務を中心とした営業として活躍しています。入社3年目にして役職に就いた横山のキャリアストーリーを紐解きます。
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相手の立場になり自分に何ができるか考える。入社3年目の主任が持つ学生時代から変わらない価値観
キャリアの選択肢を広げる、学生時代の想い
現在、入社3年目の横山はライクスタッフィング大阪本社で営業2課の主任を務めています。明るく朗らかな横山は、学生時代に積んできた経験についてこう語ります。
「学費免除で大学に通っていたこともあり、アルバイトばかりしていました。学業はもちろん頑張っていましたが、居酒屋と映画館のアルバイトもかけもちでやっていて、映画館では社員の方と同じような業務をこなしていました。当時キャリアコンサルタントをめざしていたこともあり、その勉強などのためにお金を稼ぐんだという想いで頑張っていました」
キャリアコンサルタントとは、個人の職業的な目標やキャリアプランをサポートする専門家で、職業に関するアドバイスや指導を提供します。横山が大学生の時からキャリアコンサルタントに興味を持ったのには理由がありました。
「当時キャリアコンサルタントの勉強をしていた際、学習塾のようなところに通っていました。周りは私よりも年齢が上の方たちばかり。講師の方から『若いのに珍しいね』と声をかけられたこともありましたね。
私がこの職に興味を持ったきっかけは、過去に自分自身のキャリア選択でよく悩むことがあり、その経験から自分と同じような境遇の人や困っている人の手助けをしたいと思ったことでした。
たとえば、金銭面の問題で選択肢が限られている方が、奨学金制度などがあると知ることができるだけで、視野や選択肢の幅が広がるのではないかと考えています。同じように悩んでいる人が少しでも希望を見いだせるよう、情報提供やサポートを通じて手伝いたいと思い勉強していました」
キャリアコンサルタントの資格は、新型コロナウイルス感染症の流行により会場での受験が難しかったため受験しないまま、横山の就職活動が始まりました。人材業界をはじめ、教育関係などを中心にさまざまな業界を見ていったと言います。
自分の意見や気持ちをしっかり伝えた面接、入社への決意
大手企業の選考や多くの役員との面接など、自身のキャリア選択において後悔のないよう慎重に就職活動を進めていた横山。そんな中で出会ったライクスタッフィングに入社を決めます。
「ライクスタッフィングの選考を受けた際の第一印象は、人当たりがいい人が多い会社だということでした。どの面接官の方も、私の話をしっかり聞いてくださり、振り返れば自分らしく面接を受けることができたなと思ったのがライクスタッフィングでした。
入社する会社には、自分の意見や気持ちをしっかり伝えた上で就職したいと思っていたので、嬉しかったです」
自分の意見や気持ちを伝えられたと喜んでいたものの、心配なこともあったと言います。それは自分の話ができたものの、手ごたえを感じることができなかったからでした。
「あまり質問してもらえなかった気がします(笑)。私の話を聞いてはもらえるのですが、私には興味がないのかなと思い、『これは落ちたな……』とがっかりしたのを覚えています。結果的にその選考は通過し、落ち込んでいた分とても嬉しく、特別な縁を感じ入社を決意しました」
営業からコーディネーター、そして主任へ
入社後、配属されたのは大阪本社営業部 営業2課でした。そこでは主にコールセンターなどに人材を派遣しています。
「入社してすぐは営業としてクライアント様へ求職者様を紹介したり、スタッフさんのフォローを担当したりしていました。また、応募対応や求職者様に向けた仕事紹介など、コーディネーターとしての業務も経験しました。現在は複数のクライアント様に対して営業として対応しており、通常の営業活動に加えマネジメント業務も行っています」
2023年6月からは、主任という役職がついた横山。主任になり業務にも変化がありました。
「自身が担当するスタッフさんのフォローは通常業務として行っているのですが、新規取引などでクライアント様を訪問に行く際に私は先輩として同行することなどが増えました。その他にも後輩や課のメンバーがトラブルなど何か困ったことがあった時にサポートする役割など、マネジメント業務が増加したように感じています。そのため、主任になる前に直面していた課題や現在起きている問題に対して、今の立場からどうアプローチができるか考えながら仕事をすることを意識しています」
入社2年目で役職に就いた横山。キャリアコンサルタントという職種ではないものの、スタッフさんや課のメンバーを支える立場になりました。
変わらない価値観、相手の立場になって考える
営業としての仕事をする中で、過去の自分と共通するものがありました。 それは横山が大切にしている価値観です。
「一番大切にしていることは『相手のために自分は何ができるか』です。スタッフさんやクライアント様など相手の立場になることが普段から習慣になっているので、『何を求められているのか、何をすれば喜んでいただけるのか』ということは自然と頭の中に浮かんできます。
主任になってからは、先輩社員にも遠慮はせず、同じ課のメンバーが営業としてもっと仕事がしやすい方法も考えるようになりました」
自分にできることを考え、いつでも全力で頑張ってきたという横山。それが評価され主任になれたのではないかと話します。
「主任という役職に就けたことで、自分の考えや行動が認められたと感じ、これからも同じ姿勢を続けていこうと思っています。入社時の決意表明で『私に出会えてよかったと思ってもらえる人になりたい』と宣言しているので、この志を変えずに意識していきたいと思っています。現在は課の目標を達成するために自分にできることを進めることが最優先です!」
最後に、今就職活動中のキャリア選択で悩んでいる学生へメッセージを残してくれました。
「コロナ禍の影響を受けている学生さんはまだたくさんいるのではないでしょうか。そもそも社会との関わりがなかったり、アルバイトができなかったり、学校にも行けず新しい友達ができなかった、などという方は少なくないと思います。なかなか広がらなかった視野の中で就職先を決めると、本当にやりたいことややりがいは見つかりにくいのではないかと私は考えています。
今後の自分が後悔しないように、気になる会社があれば、積極的に説明会に参加したり面接を受けたりして、いろいろな業界や会社を知った上で選んでみてください!」
「学生さんに伝えたいことがたくさんある」と笑顔で話す横山。いつでも、どんなときでも相手の立場になり、その人にとって最適な選択ができるよう、今日も奮闘します。
※ 記載内容は2024年4月時点のものです