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「世界食料デー」に子どもたちの好きなものを増やし、 楽しく食べられる食育イベントを実施 ~伊藤園の野菜・果実マイスター※1による野菜シルエットクイズや実食で学ぶ~
ライク株式会社の子会社で、子育て支援サービス事業を営むライクキッズ株式会社が運営する認可保育園「にじいろ保育園 中野野方」にて、10月16日の「世界食料デー」にあわせ、株式会社伊藤園(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:本庄 大介、以下伊藤園)が企画する食育について学ぶイベントを開催しました。
1945年10月16日に国連食糧農業機関(FAO)が創設されたことを記念し、世界の食料問題を考える日として、国連により1981年から定められている「世界食料デー」。日本では、1年間の食品ロスが約523万トンと推計されており、国民一人あたりに換算すると毎日おにぎり1個分の食料が捨てられていることになります※2。そこでこの度、食育に力を入れているライクキッズでは、子どもたちに食べ物の重要性や不自由なく食べられることのありがたみを感じてもらうべく、伊藤園と協力して食育イベントを実施しました。
当日は、にじいろ保育園 中野野方のそら組(4歳児)、たいよう組(5歳児)計21名を対象に、「世界食料デー」を「世界中で食べ物を大事にする日」として子どもたちに分かりやすく説明し、好きな食べ物を増やし楽しく食べることの大切さや、食べられるものがごみになってしまうのはもったいないというお話をしました。
伊藤園 管理栄養士の曽羽 正美さんと野菜・果実マイスターの小林 孝史さんをお招きし、さまざまな野菜の特徴を説明しながら野菜シルエットクイズを実施しました。また、「子どもの苦手な野菜」として上位にあがってくる「人参」に焦点をあて、人参を使用したジュースづくりを行い、子どもたちみんなで試飲しました。
食べ物の大切さをテーマにした紙芝居に子どもたちも真剣に耳を傾け、野菜シルエットクイズでは子どもたちが元気よく手をあげていました。人参を手に取ってにおいを嗅いでみたり、硬さを確かめてみたり、机に置かれた人参を前にしてさまざまな反応を見せていました。その後、人参とリンゴ飲料を使ってジュースを作りみんなで実食。「おいしい!おかわりしたい!」という子もいれば、においが苦手で鼻をつまみながら飲んでいた子、レモン汁も入れているので「ちょっと酸っぱいね」と味の感想を言っている子もいて、それぞれが人参と向き合っていました。今回の食育イベントでは、ほとんどの子どもたちが完食!苦手な食材でも、実際に手に取り自分たちで調理・工夫して食べてみることで美味しく食べられることが分かりました。
伊藤園 野菜・果実マイスターの小林 孝史さんは、「園児の皆様のお話を聞く姿勢が素晴らしく、また、野菜や果物の事も良く理解しており、私どもも驚きと同時に大変幸せな気持ちになりました。野菜や果物は成長に欠かせない栄養が沢山含まれておりますので、園児の皆様には苦手な野菜や果物があっても、今回の野菜果実ジュースの様に工夫して食べたり飲んだりして頂ければ幸いです。」と当日の様子を振り返っています。
今後もライクキッズでは食育体験を通して、食べ物・食材との関わりを増やし、子どもたちの興味関心を育んでまいります。
※1 野菜・果実マイスター:伊藤園社内資格制度
※2 令和3年度推計(農林水産省・環境省)