建設業界向け就労移行支援事業を10月から本格スタート~企業の法定雇用率向上や人材育成、障がいを持たれる方の「働きたい」を支援~

ライクスタッフィングは、建設業界への人材派遣・人材紹介等を行うテクノ事業部において、建設業界向けの就労移行支援事業を本格的にスタートさせ、就労移行支援事業所にて、技術者育成に向けた研修を実施いたします。

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■建設業界向け就労移行支援事業開始の背景

厚生労働省が2019年に発表した「令和元年 障害者雇用状況の集計結果」によると、民間企業の法定雇用率2.2%に対して、建設業における実雇用率は1.88%と、全産業計の2.11%をも下回っております。

雇用が進まない背景には、障がいを持たれる方を受け入れるために企業様側が抱える様々な悩みがございます。(表1)

一方、障がいを持たれる方々の中には、専門知識を身につけて仕事をしたい、と高い志を持っていても、どのような職種が当てはまるのかわからない、また、求人がなく機会に恵まれないという場合もございます。

そこでライクスタッフィングでは、企業様に対して、障がいを持たれる方の職域開拓から入社前の研修、入社後の定着支援まで総合的にサポートを行い、障がい者雇用を促進できるように、求職者様に対しては、一社会人として長く仕事に活かせるよう専門的な研修を行うことで、キャリア形成の力添えができるよう支援をいたします。

すべての「働く」を応援するライクグループでは、このように、企業様と求職者様の両者を総合的にサポートしてまいります。

(表1)障がい者雇用でお悩みの企業様の声

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■建設業界向け就労移行支援事業の特徴

・「働きたい」という想いを持つ障がいを持たれる方と、障がい者雇用やそもそも人材の確保に課題を感じている企業様、双方の需要がマッチした取り組み

・導入・採用から入社後の支援まで、総合的にサポート(図1)

・建設業界が抱える課題の一つ、人手不足の解決手段として最も期待されている「BIM」に重点をおく

 (図1)障がい者雇用の流れ

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■障がいを持たれる方向けの事前研修について

10月より、昨年オープンした就労移行支援事業所『ライクチャレンジサポート(*)大森駅前』を拠点として、専門的なスキルを教える講師を迎え、研修を行います。

今回の研修受講者は、半年間にわたるBIM研修で専門ソフトの使用方法を習得したのちに紹介先企業様で就労予定です。

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*ライクチャレンジサポート とは
『あなたらしい働く“わくわく”を。』をコンセプトに、働くことを目指す障がいを持たれる方の就労を支援いたします。

ライクグループの強みを活かし、幅広い職種や業種から仕事を選択していただき、自分に合った職場環境やライフスタイルを見付けていただけるよう支援いたします。

経験豊富なスタッフが、時間をかけてキャリアカウンセリングを行い、どんな働き方をしたいのかを一緒に整理していきます。

 

■今後の展望

現在、建設業界向けの事業として、就労移行支援のほか建設関係の知識がある高度外国人材の採用や、特定技能外国人材の受け入れを強化しております。また、建設業分野での新たなサービスの創出の準備も進めており、前年度比の3.5倍の売り上げを目標に事業を拡大してまいります。

 

■ライクスタッフィングについて

ライクスタッフィングは、フリーター・ニート等の若年層の社会進出支援からスタートし、結婚・出産・介護等、スタッフさまが人生の新たなステージに進まれるとともに、世代・業界・職種と、サービスを拡大してまいりました。しかしながら、現在においては、個人の人生観や社会環境の変化により、雇用形態や勤務時間等、従来の働き方では多様化するライフスタイルに対応できなくなっており、少子高齢化による就業人口の減少に拍車をかけております。

そこで、携帯電話販売代理店、保育・介護施設の運営事業者として、グループ自らも人材サービスを利用する立場であることを活かし、顧客企業様へ人材をご紹介するだけではなく、求職者様に対する研修・フォロー、顧客企業様への新たな就業条件・人材配置のご提案を含めた幅広いサービスを提供することで、多様な働き方を実現し、就業人口を増加させ、日本経済を活性化させることを役割と考え動いております。