ライク株式会社のグループ子会社で、総合人材サービス事業を営むライクスタッフィング株式会社は、株式会社ASEAN HOUSE(本社:東京都中野区、代表取締役:佐々 翔太郎、以下ASEAN HOUSE)と特定技能外国人の雇用機会最大化のため双方の営業活動や人材募集のリソース共有に関する業務提携を締結したことをお知らせいたします。
■業務提携の背景
~特定技能外国人の雇用機会の最大化を目指す~
昨今、人手不足が深刻化している中、コロナ禍の影響により、「受け入れを予定していた外国人技能実習生が入国できない」などの背景があり現在の労働力を維持するための施策が求められています。
一方で、日本国内では行動制限が緩和され経済が回復傾向にあることから、全体的に雇用が戻りつつあり採用ニーズは高まっています。これらの影響により「すでに雇用している外国人技能実習生を特定技能へ在留資格を変更するニーズ」や「国内在住の新しい特定技能外国人の受入れニーズ」などが急増。
そこでASEAN HOUSE、ライクスタッフィング双方が業務提携をすることで、特定技能外国人と企業様共に安心して雇用の締結ができるよう、企業様と外国人求職者のマッチング、申請手続きから雇用後の支援までを、お互いの強みを活かし全面サポートしてまいります。
■介護職を希望した留学生が特定技能を取得
介護職で働きたい外国人の方からは、「応募方法や面接の受け方がわからない」、「日本語に不安がある」といった声が寄せられます。また、新しい場所や仕事に対する不安を感じられる方も多くいらっしゃいます。
外国人の方を採用したい企業様からは、「そもそも外国人の方を雇用したことが無い」、「特定技能制度をまだ理解しきれていない」、「介護職で外国人の方を採用することにまだ不安がある」など、どのように支援したら良いのかがわからないという悩みを抱えています。
このような不安や課題をASEAN HOUSEとライクスタッフィングがサポートをすることにより解決し、この春、新たに介護職を希望する留学生が、介護職としての道を歩み始めることが出来ました。
この度特定技能を取得し、介護職での就業を開始したのはネパール籍の留学生です。ネパールで祖父母と一緒に暮らしていた彼女は、身の回りの世話や、入院時の付き添いを行うなかで他人の役に立つことがしたいと介護職を希望していました。特定技能取得により5年間日本に滞在することができ、3年間の現場勤務を経て介護福祉士の取得を目指します。
このように外国人採用において希望職種へのマッチングを可能にすることにより、人材不足の企業様に少しでも貢献したいと考えております。また、今回の業務提携により、今後より一層課題解決に向けた協力体制を強めてまいります。
■「特定技能制度」とは
中小・小規模事業者をはじめとした人手不足は深刻化しており,我が国の経済・社会基盤の持続可能性を阻害する可能性が出てきているため,生産性向上や国内人材確保のため の取組を行ってもなお人材を確保することが困難な状況にある産業上の分野において,一 定の専門性・技能を有し即戦力となる外国人を受け入れていく仕組みを構築するために特定技能制度が創設されました(※1)。
※1 出典:出入国在留管理庁「特定技能ガイドブック」(https://www.moj.go.jp/content/001326468.pdf)
■株式会社ASEAN HOUSEについて
外国人も暮らしやすい社会を作るをビジョンに、人手不足が深刻な日本に来てくれている外国人の方々が日本社会で何不自由なく暮らせるように。外国人も日本人ももっと理解し合える世の中を創るために。ITの力と人的資源、そして圧倒的な外国人目線で、外国人が日本で暮らす上での「負」を次々と解消することを目指し、外国人が日本で住む上でまず必要な仕事・住居関連のサービスを中心に4つの事業を展開中。
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